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ぴろ日記

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2005-12-21 (Wed)

_ スキーのワックスがけは無駄ですわよ。

原文はここ

数百メートルから数kmがワックスの効力の限界だってのは、まあ、フツーに実感として納得。ワックスかけて滑るなーって感じるのは、実質最初の1本、せいぜい2本でしょ。じっくりアイロンがけすると、アイロンの熱で開いたシンタードの分子レベルの穴にしみこんだワックスが、低温下でシンタードが収縮するとじわじわ染み出して……とかっていう話になると、激しくマユツバもんだと思うな。それが重要だったら、数十度ぐらいで浸透させるサーモと、100度越えるアイロンとでは全然結果が違うだろうし。板の反対側まで暖かくなる程度まで熱加えないとダメなんてのも聞くけど、ソール面の膨張の程度はソール面の温度だけで決まるだろ。ソールの奥まで染みるほど浸透するわけじゃあるまい。

でも、競技用のチューニングとして考えた場合、大回転のコースが1kmちょいぐらいなのかな?まあ、そんなもんだから、数百メートル程度持てば充分意味はあると思う。最後までもたないとしても、スタートからトップスピードに乗るまでの時間がコンマ何秒短縮されるだけでも、ワックスかける理由になるわな。競技なら。あと、ソールと違ってワックスはその時の温度、雪質に応じてベストなものをチョイスすることができるから、レーシング・カーがタイヤをチョイスするとか、サスを微調整するとかって意味のチューニングというかセッティングの手段にはなると思う。でも、もともとダメな車をサスの調整やタイヤチョイスで速い車にはできないのと同じように、板の性能差・特性差の方がワックスよりもデカいし、腕の差はもっとデカいw

チューニングではなくて、メンテナンスという観点からすると、ワックスがけという行為がソールをきれいに保つ効果があるのは、それはまあ事実なんでないかな。ソールの酸化とかベース・バーンとか呼ばれている現象が、本当に酸化なのかってのは、これまた眉唾な気がしてるんだが。摩擦熱ぐらいで酸化するような代物じゃないだろ、ポリエチレンって。単に微細な傷やケバがついてるってるだけのことだと思う。

クリーニング行為として考えた時に、ワックス塗ってスクレーパーかけるってのは鼻パックみたいなもんで、ただスクレーパーをかけるより(静電気とかでソールに吸着しやすい)細かいホコリを落とす効果は高そう。微細なケバとかをきっちりワックスに絡め取るために、時間をかけてワックスかけるって意味なら、長い時間ワックスを液体の状態に保っていた方がいいってのも理解できる。そしてスクレーパーかけた後でも、元記事にあるようにワックスかけた板の方が砂を吸着するのであれば、逆に砂による磨耗からソールを保護するぐらいの効果はなくはなさそう。

つーわけで、スキー板のソールというものが事実上は交換不可能なものだということを考えると、お手入れはした方がいいと思うし、その手段としてベースワックス塗ってスクレーパーかけるってのはそんなに悪くないと思う。大会での一発勝負ならチューニングとしても、たぶん意味はある。でも、フツーはスキー場で一本滑るたびにワックスかけたりはしない。そんな時にフッ素入りワックスとかパウダーとか使うのはバカげてる。

とか書いていて、ワックスがけが鼻パックなのだとしたら、スクレーパーかけた後に本当に鼻パックみたいなことするんでどうだろう?とか思った。鼻パックだとヘタするとワックスより高くつきそうなので、アクリルのジェッソとか?それもワックスと同じくらい面倒くさいな。ホコリ取りの粘着ローラーとかじゃダメか?

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